「DIRACの量子力学を読む」のメニュー(ボチボチ充実していきますよ〜)
§ メニュー 内容
1 Diracの量子力学を読む(0)  2001.07.05  量子力学の基本的考え方のレビュー
Diracの量子力学を読む(1)  2001.08.10 重ね合わせの原理、ブラとケット
Diracの量子力学を読む(2)  2001.07.05 力学変数とオブザーバブル、1次演算子
Diracの量子力学を読む(3)  2001.09.05 固有値と固有ベクトル
Diracの量子力学を読む(4)  2001.09.05 オブザーバブル
遥かなるプロローグ

このコーナでは、かの超有名な量子力学の教科書「Diracの量子力学」を読むという大胆且つ勇敢でおまけに向こう見ずな試みをはじめます(^^);; 。

遠い昔の学生時代に量子化学というのを習いましたが、その先生(確か米沢先生といったっけ)がまだ学生の頃、量子力学の講義をはじめて受けた時に担当の先生が量子力学という名前を「カンタン力学」というように云われた。ナンダ量子力学って簡単な力学のことなんだとタカをくくて話を聞いてみると何のことやらサッパリ分からず、カンタンではなくクアンタムの聞きまちがえだったと、すこしさぶい前振りをされはじめられたのを思い出します。

Hψ=Eψという式がでてきてこれをシュレーディンガーの波動方程式と呼び、ψを確率振幅といいます。。。なんて云われてもまだ学部2年生の若者にとってはあっそうですかテナもんで、何やら分かったような分からないような。。。(^^);
電子の軌道は明確な曲線で捉えることができず、電子雲というような広がったもので、s軌道とかp軌道、d軌道、f軌道云々というような名前がつけられている。ふ〜ん、そんなもんかってなもんで、当時なになにモノグラフという薄い本がでており、量子力学の初等的な解説が載っているテキストを買ってきて興味津々(しんしん)と読んだものでした。

それからしばらくして量子力学の講義を受けたが、その若き物理学者(確か結晶光学か何かのご専門だったと記憶しますが)曰く「量子力学をじっくり勉強したかったら朝永振一郎の本がいいですね。古典力学から量子力学へ移行するくだりが実に明快にかかれています。Diracの本も大変いい本ですが、これは難しい。第一に絵がまったく載っていませんね。これを読んだ人は非常に少ないと思いますよ、うんぬん」。本屋でDiracの本を見れば言われていたとおり確かに絵なんて一つも載っていない!!シカシ、他の量子力学の教科書などを見れば、一応の説明はあるもののケットだのブラだのと新鮮な名前がパラパラとでてくる。そこで、せめてこのあたりまでもDiracの本を読む必要があるのかなぁと思ったが、そのままにしておき、結局Diracの本を買ったのは学部を卒業して大学院に入ってからでした。すぐ読んだかというとなかなか、ことはそう容易に運ばない。ちょっと読んではすぐ閉じ、また、果敢に挑戦しては数ページ(数壱拾ページ)で本を閉じ、また最初から挑戦してはすぐ本を閉じ、という繰り返しばかり。
ということで、小生にとっては、Diracの量子力学(原書第4版)は、若き汗と共に思い出す、小憎らしい、もとい、大変懐かしい教科書の1つとなっています。


しかし、しかし、このままで捨てておけるか〜っという思いをズ〜っと抱いていたわけで(餅のような性格だなぁ〜^^)、今回自分のホームページを公開するに至り、
Diracの量子力学を読むという企画を立て,己の非力と浅学、無謀を一切省みずやってみようかというになりました。まぁ、どこまでいけるかは保証のかぎりではありませんが、いつ沈むか分からないKENZOU丸に乗ってこの荒波の航海の旅に一緒に旅たちませんか。。。                                   

それでは出航するとしますか、ボウボ〜ッ(←なんとなく力弱いなぁ)

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